駐在員になってみませんか?

キャリア×グローバル化=海外駐在

今回の記事は、海外駐在がちょっと思い切りやバリバリ感にあふれているわけではないごく普通の方にこそ、おススメできるキャリア面での選択肢だという提案を目的としています。

「キャリア」「海外」というキーワードを掛け合わせてインターネットを検索すると、海外移住や海外転職、現地採用、起業など日本を飛び出して海外で活躍する人の話がたくさん出てきますよね。今までのしがらみを断って、日本の外で新しいことへチャレンジすることは素晴らしいこと。成功している人は、確かにキラキラ輝いてます。

でも、家族を持っている人、すごいチャレンジは尻込みしてしまう人、変化はしたいけど激しいチャレンジはちょっと・・・と、キラキラ輝く情報は縁遠いものに感じる人、いませんか?

チャレンジの仕方はいろいろあっていい

そう感じてもいいと思います。海外生活が10年以上にわたる自分でも、海外での転職・起業は、正直まだまだハードル高いですから。

年齢が上がり、家族ができると、守るべきものだって増えてくるのは当たり前。それらをリスクにさらしてまでチャレンジしてみるか、とは簡単には思えないですよね。個人の事情や環境に合わせたチャレンジの方法が色々あっていいはず。

海外駐在というキャリアの選択肢


そんな方に向けて、当ブログは「海外駐在」という、やや地味ながらもキャリアの一つの選択肢になりえると発信し続けています。

今回のテーマだと、今が職場・会社に恵まれていたとしても、それが50年間保証されるわけでもありませんよね。

長い将来を思うと、キャリアや人生の広がりを作るため、新しいチャレンジをしたいっていうのはとても自然なことだし大事な視点。
一方で、家族がいて、今の生き方・ライフスタイルの劇的な変化はあまり望まない、だからどうしたらいいのかよく分からないから、とりあえず現状にとどまっておくかな、そんな人はたくさんいると思います。

そういった方に「海外駐在」っていうのは、漠然とした将来への不安に対する、悪くない選択肢なんです。少なくとも10年以上海外駐在してきた自分は、そう自信を持って言えます。

でも、海外駐在は本当に敷居の低いキャリアの挑戦なの、懐疑的な方もおられるでしょうから、もう少し掘り下げてみましょう。


海外駐在=変化+安心感

職場環境を変えたいだけなら「転職」という選択肢もありますよね。ただ、転職なら企業文化も異なり人間関係も根本からリセットされ、結構思い切りのいる選択になります。自分も転職経験者なのですが、実際働き始めてみないと、新しい会社が自分にあっているかどうか分からないところもあり、賭けの部分もあるっていうのが実感です。移住となると、なおさら心理的ハードルが高いですよね。

海外駐在だったら、なじんだ企業文化や今まで築いた人間関係を大なり小なり保ちながら、海外という新しいロケーションに飛び込むことになります。何よりも、会社を移らなくてよいという点で、転職や移住よりもよりマイルドな環境変化の選択肢です。

この「籍を置いたまま」というのがミソで、家族、特に子供がいると転職・移住の心理的ハードルが高くなる人でも、駐在なら会社の制度である程度のサポートが準備されていることも安心感が高くなります。


そういった、現在の会社にある各種のプラットフォームを活用できるにもかかわらず、環境は変わるという点で、
海外駐在は疑似転職みたいな感じで、キャリア形成の一手段としてお勧めできる選択肢なのです。また、駐在は赴任期間が限られています。考えようによっては(特に海外生活未経験者なら)、そういった期間限定で戻る所があることも、安心感があって踏み出しやすいとも言えますよね。

ここで言いたいのは、海外転職や海外移住がリスキーだということではありません。そういった選択に心理的に踏み切れない人に、今の仕事の延長線上で海外に飛び出せる「海外駐在」という選択肢がありますよ、ということです。
 
 

制限あれども、得ること多い駐在はおススメ

とはいえ、マイルドであっても期間が限られていたとしても、海外は日本とは違う生活環境なので新しい発見に満ちています。仕事の面でも、それ相応の責任や海外駐在ならではの悩み(現地の人とのコミュニケーションや日本社会・文化とのギャップなど)もありますが、日本にいる時より得られるものが増えます。海外駐在というイベントを通じて経験するこれらのことが、長い人生を自分がどう生きいくか考えるネタとなり、今後の人生を精神的により豊かにしてくれます

少し人生に転機がほしい人、海外駐在と言う選択肢をぜひ検討してほしいと思います。でも、いろいろ不安もあることでしょう。そんな悩みを持っている人の背中を少しでも後押しして、納得した選択をするための話をこれからも紹介していきたいと思います。






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