海外駐在は長い人生の手段と心得よう
適性判断の結果とか、英語ができるからとか、キャリアアップに役立つといった損得の話のように、周囲の情報で決めていくのではなく、何よりも、まず最初に自分がどんな人生を過ごしたいか、という自分の気持ち・人生を考えるのが大切だと強調したい。キャリアアップだって、何を以てキャリアの成功か、なんて答えがあるわけではないのだから、自分の人生について考えることの方がよほど有用だろう。
駐在しなければ幸せになれない、というものでもないのだし、海外に行けば、幸せな人生が約束されるか、と言えばそうでもない。海外駐在に適応できず、任期待たずして帰国する人だって必ず一定層いる。自分がそれに該当するのかもしれないわけだ。なので、自分の心の声に向き合うことがすごく大切だと思う。
海外駐在は特殊なことではない
それでも、こうやってお勧めするのは、今や世界に50万人も海外で働いている日本人がおり、場所や仕事によっては英語すらハードルにならず、駐在という選択肢が多くの人に門戸が開かれているもので、国内転勤や転職と同様に人生の選択肢に含めても構わないと思うから。
自分の経験を踏まえると、最初から特殊なもの扱いして考慮に入れないのは、とてももったいないこと。会社員として海外に住んで働くことが、特殊なことだという固定概念を取り払ってほしい。
たくさんの世界を知って面白い人生にしよう
今や、ハガキなんかではなく、リアルタイムでしかも無料でスカイプやSNSでつながる時代。コミュニケーションの国境は実質無くなった。
どんどん小さくなっているこの時代の渦に飛び込んで、その変化を楽しむ方法をして、前向きに考えて欲しい。そうしてたくさんの世界を知って欲しいと思う。
うまくいけば、きっと面白い人生が楽しめるはず!
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