海外駐在中の外国人同僚へのお土産(オランダ編)


海外駐在していると、一時帰国することもあるでしょうし、本帰国してからも交流が続くこともありますよね。そんな時、心躍らせる(悩ませる?)のがお土産選び。相手によって考えないといけないし、なかなか難しいもの。そういった時の参考に、ということでまずはオランダ編です。



お菓子には食いつかない


真っ先に思いつくのが日本のお菓子。日本ならお土産の定番。でも、食べ物については、正直オランダの食文化そのものが洗練されていないからか、あまり印象深くないようでした。

それよりも、文化の違いや歴史を強調したものの方が喜ばれました。オランダは、地理的に日本から離れているだけでなく、文化的にも欧米文化とアジア文化の違いもあるため、この違いを活用したお土産が印象深く受け入れられました。


七福神


例えば、七福神(Seven gods)。一番左がXX神で、云々カンヌンとうんちくがついてくるし、小さなかわいらしい人形だといかにも日本っぽい雰囲気を醸し出す。金屏風なんかがついているといかにも東洋!という感じで興味を引くようです。

招き猫(Lucky cat)も定番ですが、こちらは町中のアジア系のお店でよく見かけるようになったので、昔ほど目新しさはありません。


とっておきはアンティークの有田焼

とっておきは、アンティークの有田焼。といっても高級品を探す必要はありません。

幕末や明治の古い有田焼で普段使いの皿なら一枚2,3千円で日本の町中の骨董屋で見つけることができます。

それなりに歴史のある国の人達なので、モノにも歴史的なストーリーがあるアンティーク品はポイントが高いです。加えて、大量生産品でないことから「特別感」にもあふれています。アムステルダムの町中で、日本の着物の端切れが結構いい値段で売っていたりするので、興味を引く品になるようです。

有田焼ならストーリーもばっちり


これに加えて、日本とオランダの歴史を踏まえたストーリーもばっちり

日本とオランダは、江戸時代から貿易でつながっていたことは、オランダ人も知っていて、オランダの有名なデルフト焼が日本由来のものだということはよく知られています。

なので、「日本とオランダの交易が数百年続いてきたように、私とあなたの友情もずっと続いていくことを願ってこれにしました」と言って渡せば、相手もとても喜んでくれることでしょう。


ということで、アンティークの有田焼は、
① 日本らしい
① 比較的お手軽かつ入手しやすい
② 百年以上前のアンティーク
③ 日蘭の交流が数百年続いてきた歴史の話にもつなげられる

いくつもの付加価値があって、オランダ人へのとっておきのお土産としてお勧めできるアイデアです。

0 件のコメント :

コメントを投稿

ご質問、ご相談等でコメント欄に書きにくい内容はお問い合わせフォームをご利用ください。